日本文理、池田逆転打で5年ぶり3回戦

力投し完投勝利を飾った日本文理・飯塚悟史=甲子園(撮影・山口 登)
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 「全国高校野球・2回戦、日本文理3-2東邦」(18日、甲子園)

 日本文理は2点を追う六回無死二、三塁から1番・星の左前適時打でまず1点。さらに1死満塁から4番・池田の左前2点適時打で逆転した。

 東邦は四回に捕逸で先制。五回には2番・児玉の適時三塁打で加点したが、先発の1年生右腕・藤嶋が六回に連打を浴びて3失点。この回途中で降板した。

 先発した今秋ドラフト候補右腕の日本文理・飯塚は、コーナーを丹念に突き、粘り強い投球。2試合連続で完投勝利を挙げた。

 日本文理は、準優勝した09年以来5年ぶりの3回戦進出。

 大井道夫監督は「七回からが勝負だよと言ってたら六回にチャンスが。よくつながりましたね」と一気の逆転劇を喜んだ。

 殊勲の池田は「1、2打席と見逃し三振。ここは4番で主将の自分がと、初球を思い切りよく振ることができました」とキャプテンとしての責任感が改打につながった。

 敗れた東邦の森田泰弘監督は「勝てるチャンスは十分あった…」と悔やんだ。

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