佐藤輝の三塁守備へのメジャー評価分かれる?「不安」「成長の可能性高い」 米専門サイト分析「4年126億円」予想 村上宗隆の打撃とも比較

 米大リーグのデータ分析や移籍情報などで定評のある「MLBトレードルーマーズ」が4日(日本時間5日)、FA選手の格付トップ50人の掲載し、契約球団と総年俸を予想した。

 日本勢の野手では鈴木誠也外野手が全体4位、野手1位にランキングされたほか、阪神からポスティングシステムを使ってメジャー移籍を目指す佐藤輝明内野手が全体7位、野手では鈴木、ランディ・アロザレーナ外野手(前マリナーズ)に続く3位として紹介された。

 今季、三冠王の快挙を成し遂げた佐藤について同サイトは、ヤクルト時代の22年に3タイトルを手にした村上宗隆内野手と比較。「村上ほどの生粋の長打力はない」、「ゾーン外の球に手を出しやすく、四球率も低い」とし指摘する一方で「その差は優れたコンタクト能力で補うことができる」と分析した。

 契約内容の予想は「4年8000万ドル(約126億4000万円)」。村上がホワイトソックスと合意した2年3400万ドル(約53億7000万円)を大きく上回る理由として「三塁の現実性がより高いとみられていることがプラス材料」と説明。「三塁の守備が特別優れているわけではない」としながらメジャー球団関係者の話として「昨年の岡本和真についても三塁守備への懸念が指摘された一方で、より良い指導とポジショニングによって十分戦力になる三塁手になった」、「佐藤の運動能力を高く評価し、右翼手へのコンバートも可能だ」と記した。また、「NPBのスター選手の守備面の不安は必要以上に大きく語られることがある。佐藤は新たに右翼へ適応するよりも三塁手としてさらに成長する可能性の方が高いとみられている」とも評した。

 「4年8000万ドル(約126億4000万円)」の予想については「鈴木誠也(カブスと合意した5年8500万ドル=約134億3000万円)や吉田正尚(レッドソックスと合意した5年9000万ドル=約142億2000万円)の契約に近いものになる」としながら「もしチームが佐藤の三塁守備を平均、もしくは平均以上の能力と評価すれば、総額1億ドル(約158億円)を超える契約する可能性は十分にある」とも予測した。

 今季、三塁が弱点だった球団としてレッズ、カージナルス、エンゼルス、ヤンキース、マリナーズ、フィリーズ、アスレチックスを列記。「一塁、指名打者、あるいは外野両翼を必要とする球団も争奪戦に加わる可能性がある」とし、同サイトの3人の記者は移籍先としてヤンキース、エンゼルス、アスレチックスの3球団を挙げた。

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