ブルワーズが初のワールドシリーズ制覇!PSわずか2敗の圧倒的強さで頂点まで勝ち上がる 強力リリーフ陣が緊急事態救う 新人遊撃手が新記録の大暴れ
「ワールドシリーズ、レイズ1-4ブルワーズ」(28日、タンパ)
44年ぶりのワールドシリーズ進出となったブルワーズが、4勝1敗でレイズを下し初の世界一に輝いた。ポストシーズンでわずか2敗しか喫しなかった最強軍団が、王手をかけた一戦でも真価を発揮した。
二回にプラットが先制タイムリーを放つと、五回には再びプラットがワールドシリーズ新人最多記録となる6打席連続安打をマークしてチャンスメーク。ハミルトンのタイムリーで貴重な追加点をたたきだすと、六回にはプラットが右翼へ邪犠飛を放って突き放した。
投げてはミジオロウスキーが初回から圧倒的なマウンドを見せた。最速103マイルのフォーシームを軸にレイズ打線を寄せ付けなかった。序盤にマウンドが合わずスタッフに修復作業を依頼するシーンもあったが、きっちりと対応。六回2死から右足に異変を訴えて緊急降板するまで2安打無失点。以降はロメロ、ウリベ、クローザーのメギルとリリーフ陣がバトンをつないで逃げ切った。
マウンドでは歓喜の輪ができ、敵地は大歓声に包まれた。捕手のコントレラスはその場に崩れ落ち、メギルは絶叫でガッツポーズ。ナインはワールドシリーズ初制覇の喜びを分かち合った。
リーグ最高勝率をマークし、ナ・リーグの第1シードでプレーオフへ進出したブルワーズ。地区シリーズでは粘るパドレスを相手に運を味方につけ、3勝1敗で退けた。リーグ優勝決定シリーズでは前年に最大の屈辱を食らったドジャースに対し、怒涛の4連勝でスイープ返し。44年ぶりのワールドシリーズ進出を果たした。
そして頂上決戦。チームをけん引したのは新人遊撃手だった。第2戦で初回に大量4失点の引き金となる失策を犯すも、汚名返上の決勝タイムリーを放って勝利に貢献。「とても楽しい。ルーキーだけどこんな経験はななかなかできない」と語っていた中、第4戦では延長十二回に一時勝ち越しとなるソロ本塁打を放つなど4打席連続安打をマークした。
第5戦も先制&決勝タイムリーに続き、中押し点のチャンスメーク、そしてダメ押しの右邪犠飛と大暴れ。球団史上初のワールドシリーズ制覇へ導いたと言っても過言ではない活躍だった。
