ブルワーズ ミジオロウスキーが緊急降板 六回2死から足に異変で敵地が騒然 ブルペンがスクランブル態勢に

  「ワールドシリーズ、レイズ1-4ブルワーズ」(28日、タンパ)

 ブルワーズの先発、ジェイコブ・ミジオロウスキー投手が六回に緊急降板した。敵地のトロピカーナフィールドはどよめきに包まれ、5回2/3を2安打無失点でマウンドを降りることになった。

 六回2死からヒックスに初球を投じたところで異変が生じた。マウンドで右足を気にするような仕草を見せ、トレーナーとマーフィー監督がマウンドへ。右腕はジャンプしながら状態を確認。投球練習を行ったが、続投は不可能と判断してベンチへさがった。指揮官とグータッチをかわし、仲間からはハイタッチで好投をたたえられた。

 この日は初回から最速は103マイル(165・8キロ)を計測するなど、中4日のマウンドでも状態の良さを伺わせた。

 1点を先制した直後の二回は先頭のデルーカを一飛に仕留め、続くシンプソンも中飛に打ち取った。ウィリアムソンも右飛に仕留め、ゲームの流れをしっかりと引き寄せた。

 三回は2死からディアスを四球で歩かせてしまったが、落ち着いて後続を打ち取り序盤3イニングを無失点に抑えた。四回は1死からヒックスに死球を与え、2死からシンプソンに右前打を浴びて失策も絡み二、三塁と一打逆転のピンチを迎えた。それでもウィリアムソンを三ゴロに打ち取り、スコアボードにゼロを刻んだ。

 五回は三者凡退に抑え、ディアスをフルカウントからのカットボールで空振り三振に仕留めるとど派手なガッツポーズを繰り出していた。

 ミジオロウスキーが異変を訴えた直後、ブルペンではリリーフ陣が大急ぎで準備を始めた。左腕のロメロが投球練習もそこそこにマウンドへ。ミジオロウスキーはベンチで顔を紅潮させながら汗をぬぐっていた。ロメロは1球でヒックスを打ち取り、スコアボードにゼロを刻んだ。

 ここからウリベ、メギルとつないでレイズ打線の反撃を封じたブルワーズ。球団史上初の世界一に輝いた。

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