ホワイトソックスが悪夢の3連敗で地区S敗退 奇跡のストーリーに幕 連勝王手からまさか 村上宗隆は4打席連続三振 ベンチから歓喜のシーンを目に焼き付けるように見つめる

6回、2死満塁の場面で空振り三振に倒れた村(提供・共同通信社)
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 「ア・リーグ・地区シリーズ、ガーディアンズ2-0ホワイトソックス」(10日、クリーブランド)

 ホワイトソックスが2連勝から悪夢の3連敗で地区シリーズ敗退が決まった。「4番・一塁」で先発出場した村上宗隆内野手は4打席連続三振を喫するなど4打数無安打に終わった。

 雌雄を決する大一番で強力打線が空回りした。ガーディアンズ先発・ウィリアムズの前に三振の山を築いてしまった。五回までに11三振を喫し、村上も2打席連続三振。リーグ屈指の得点力を誇る強力打線が沈黙してしまった。

 しかし2点を王六回、安打と2四死球で2死満塁の絶好機を作った。ここで打席に入った村上。ガーディアンズベンチはウィリアムズに代えてサブロウスキーを投入。村上は2球で追い込まれたものの懸命に粘った。だが最後はど真ん中のフォーシームを捉えることができず空振り三振。一打同点、長打が出れば逆転の可能性もあった中でまさかの3打席連続三振を喫してしまった。

 先発のバークもウィリアムズに負けない好投を見せていたが、四回にラミレスに先制2ランを被弾。見逃せば完全なボール球だった低めの変化球をゴルフスイングで右翼席へ叩き込まれてしまった。

 沸き返る敵地を尻目にホワイトソックスは粘り強く戦ったが…。八回まで毎回の18三振を喫するなど反撃できず。その裏、1死満塁の大ピンチもテイラーが無失点でしのいだ。九回は村上からの打席だったが、空振り三振に倒れ4打席連続三振。後続も連続三振に倒れ、ポストシーズン新記録となる21三振を喫しての完封負けとなった。

 試合後、ベンチでは呆然と歓喜の瞬間を見つめる村上の姿があった。引き揚げる選手もいた中、目に焼き付けるようにじっとグラウンドを見つめた。大粒の汗を光らせながら、悔しさをにじませた。

 3年連続100敗超からMLB史上初めてポストシーズン進出を果たしたホワイトソックス。ワイルドカードシリーズでは西地区王者のアストロズを連勝で撃破し、地区シリーズへ勝ち上がってきた。初戦、2戦目と村上の活躍もあって先に王手をかけて本拠地へ戻ったが、まさかの連敗で勝負は第5戦に。自慢の強力打線が沈黙し、奇跡のストーリーはここで終えることになってしまった。

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