ドジャースのタッカー、『不良債権』の汚名返上 月間17戦6本塁打、13打点、OPS1・087 ロバーツ監督が分析「スイングの軌道がいいからヒットにできる」

 「ドジャース8-2ジャイアンツ」(18日、ロサンゼルス)

 ドジャースが1点リードの八回に2度の2者連続本塁打などで一挙6点を奪って快勝した。カイル・タッカー外野手は2戦連発17号ソロを含む3打数2安打1打点、1四球で勝利に貢献。8月は26試合で打率・195、2本塁打、OPS・679と苦しんだ男が9月17試合で打率・286、チーム最多6本塁打、OPS1・087とかつての打撃を取り戻している。

 『不良債権』の汚名返上だ。タッカーは昨オフにカブスからFAになり、4年2億4000万ドル(約380億円)、1年平均6000万ドル(約95億円)の超大型契約を結び、鳴り物入りで入団したが、開幕直後から極度の不振に陥り、大谷とメジャー屈指の1、2番コンビを形成する構想は早々に崩れた。

 後半戦に入っても復調の兆しは見られず、8月の月間打率はシーズンワーストを更新。ところが、9月は17試合でチーム最多タイの6本塁打。中でも9日以降の9試合は打率・438、5本塁打、12打点と圧倒的な数字をたたき出している。

 ロバーツ監督もタッカーの打撃の変化を感じ取っているようで、試合後の会見で「スイングをする時のトップの位置が良くなっていると思う。スイングの軌道がいいから差し込まれてもヒットにできる。変化球をしっかりバットに乗せて運ぶこともできる。これはシーズン序盤ではできていなかったことだ。それに速球にも対応できている。今は本当にいい状態にあると思う」と分析した。

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