岡本和真も30号「打ちたいなという目標を立ててやっていた」メジャー初日本選手30発トリオ完成
「アスレチックス2-4ブルージェイズ」(8日、サクラメント)
ブルージェイズの岡本和真外野手(30)が、敵地でのアスレチックス戦に「6番・三塁」で出場し、二回に2試合連続本塁打となる30号ソロを放った。5日のホワイトソックス・村上に続き、移籍1年目で大台に乗せた。ドジャース・大谷もすでに30本塁打をマークしており、メジャーでは初となる“日本選手30発トリオ”の完成となった。
30号本塁打は滞空時間の長いアーチだった。岡本が1打席目の甘いカットボールをしっかり振り抜くと、左翼ポール近くに高々と打球が舞い上がった。接戦での勝利に貢献した背番号7は「30本は打ちたいなという目標を立ててやっていた」と安堵(あんど)感を漂わせた。
ホワイトソックスの村上に続き、強打者の目安となる30発を移籍1年目でクリアした。新人の三塁手がこの節目に到達するのは珍しく、大リーグ公式サイトの集計によると、通算352本塁打の強打者ブラウン(ブルワーズ)が2007年に34本をマークして以来、19年ぶりの記録となった。
日本では6年連続で30本塁打をマークし、本塁打王も3度獲得しているスラッガー。海を渡った新天地でも開幕3戦目で1号を放つと、その後も着実に積み重ね、出場140試合、572打席目で大台に到達。「けがせずにここまで試合に出られているということがいい」とうなずいた。
2試合連続本塁打で、9月の打率は・333。「感覚が良くなってきているというのはちょっと前からあった」と状態が上向いていることを認めた上で、「これからも変わらずしっかり準備をしていきたい」といつもの言葉を繰り返した。
守りでも見せ場があった。前日の試合で挟殺プレーに失敗し、捕球ミスと悪送球で2失策が記録された。この日は気温35度近くの猛暑だったが、早出で守備練習。二回と七回に三塁線のゴロを華麗にさばいた。チームの主軸として攻守に奮闘する姿に、シュナイダー監督も「本当によくやってくれている」と手放しでたたえた。
