大谷翔平 先発回避へ 投手復帰は当面見送り ロバーツ監督「上腕と膝の状態考慮」打撃不振との関係否定

 「タイガース2-1ドジャース」(29日、デトロイト)

 ドジャースの大谷翔平投手(32)が30日(日本時間31日)の登板を回避することになった。ロバーツ監督が投手復帰を当面見送る方針を示した。デトロイトでのタイガース戦には「1番・指名打者」で出場し、4打数1安打。リーグ最優秀選手(MVP)争いで最大のライバル・カブスのクローアームストロングは1試合3本塁打と大活躍。大谷の投手復帰が先送りとなっただけに、4年連続5度目の栄冠に暗雲が漂い始めた。

 投打「二刀流」の復活が遠のいた。ロバーツ監督は試合後、大谷の投手復帰を当面見送る方針を示した。早ければ30日に7月3日以来となる登板で1イニングを投げる予定だったが、回避が決まった。「全体的に見て、翔平は投球後の回復が良くなかった。上腕と膝の状態を考慮して決めた。(投手復帰の)目標の期日は定めない」と説明した。

 大谷は6月から左膝に炎症を抱えながらプレーし、「二刀流」で出場した7月3日には右上腕に違和感を訴えた。一時投手としての調整を中断した時期を経て、今月上旬からキャッチボールを再開。22日にライブBPに登板して50日ぶりに打者を相手に投げた。28日にブルペンで投球練習を行い、復帰できるかどうか体の状態を見極めていた。ポストシーズンが迫る中、今季中の投手復帰が不透明になってきた。

 大谷は最近、打撃不振に陥っている。この日も3試合ぶりに安打は出たものの精彩を欠く内容で、直近9試合は35打数5安打、打率・143、0本塁打。監督は「打撃に関して成績が良くないことは分かっているが、体調が影響しているとは聞いていない」と語った。

 MVP争いのライバル・カブスのクローアームストロングは、1試合3本塁打の大暴れ。大谷の投手としての復帰が先送りとなり、4年連続5度目の栄冠獲得に暗雲が漂い始めた。

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