山本由伸 吉田正尚と初対戦「すごく良かった」オリックス&侍先輩を無安打に抑える
「ドジャース2-3レッドソックス」(1日、ロサンゼルス)
ドジャースが昨季まで2年連続でサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)に輝いたタイガースの先発左腕タリク・スクバル投手(29)を獲得すると、米大リーグ公式サイトなどが伝えた。レッドソックス戦に先発した山本由伸投手(27)はメジャー最強左腕の加入報道に「すごく驚いた」と語った。試合では元同僚の吉田正尚外野手(33)との初対決で無安打に封じた。大谷翔平投手(31)は「1番・指名打者」で1安打を放ち、5試合連続安打とした。
マウンド上から右手で帽子のひさしに触れるしぐさで敬意を示した。オリックスで、侍ジャパンで、ともに優勝の喜びを分かち合った先輩と最高峰の舞台で初対決を実現させた。
「ここで対戦できて、すごく良かった」
待望の瞬間は二回だ。初球、96・7マイル(約155キロ)の直球を内角低めに投げ込んだ。気持ちが見える1球だった。カーブ、カットボール、スプリット。1球ごとに球種を変えて追い込むと、最後はカットボールで見逃し三振に仕留めた。
四回はカーブで中飛、七回は内角への直球で一ゴロ。完璧に封じたが、対戦後は「関係性の深い先輩。思い切り投げて、運良くいいところにいったので良かった」。最後まで敬意を込めた。
8回96球の力投。吉田との勝負に勝って試合に負けた。「また明日、あいさつに行きたい」。山本が敗戦の悔しさを押し隠し、柔らかな笑みを浮かべた。
