MLB「サラリーキャップ」導入提案 「戦力均衡」目指し年俸総額に上限を-32年ぶり交渉へ 選手会反発で交渉難航必至
MLBが28日、選手会との新労使協定締結に向けた交渉で、選手の報酬総額に上限を定める「サラリーキャップ」導入を提案した。選手会は声明で「球団価値を最大化するための策略で、代償を払わされるのは過去、現在、未来の選手だ」と反発。交渉は難航を極めそうだ。
現行の労使協定は12月1日で失効する。AP通信によると、MLBは2027年シーズンの年俸総額の上限を2億4530万ドル(約390億円)、下限を1億7120万ドルに設定する案を提示。大谷翔平らのドジャースは今季開幕時点で4億1520万ドルに達しており、球団オーナー陣が裕福な球団のスター選手独占を防ぎ、戦力均衡を保つために導入が必要と主張しているという。
MLBがサラリーキャップを提案したのは1994年以来で、当時は選手会が7カ月半に及ぶストライキを行い、90年ぶりにワールドシリーズ(WS)が中止になった。米国の他の主要プロリーグでは同制度が導入されている。
