大谷翔平 ノってきた2戦連発「いいアプローチができた」 41戦連続出塁&4戦連続マルチ
「ブルージェイズ2-14ドジャース」(6日、トロント)
直近4戦3発と量産態勢だ。ドジャースの大谷翔平投手(31)はトロントでのブルージェイズ戦に「1番・指名打者」で出場し、六回に2試合連続本塁打となる3号ソロを放った。6打数2安打1打点で、4試合連続2安打、昨季からの連続試合出塁は「41」に伸ばした。試合は14-2で大勝のドジャースが4連勝、ブルージェイズは5連敗となった。
六回先頭。大谷が対峙(たいじ)したのは、変則左腕マンティプリーだった。ダイヤモンドバックス時代の2024、25年は「大谷キラー」だった左腕。この対決まで10打数2安打と抑えられていたが、内に食い込む球を仕留めた。
カウント2-1から、4球連続で投げてきたシンカーを完全に読み切った。「いいコースだったけど、いいアプローチができた」。打球は低い弾道で中堅フェンスを越えた。岡本の前での強烈な一撃は、ダメ押しの7点目。2戦連発の3号ソロを放ち、ここ4試合で3発と勢いは確実に加速している。ロバーツ監督は「しっかり中堅方向に打てているときは状態がいい証拠。彼がベストのときだ」とうなずいた。
昨季、ワールドシリーズで戦ったトロントに乗り込んでの試合。FAの獲得競争でドジャースに敗れた怒りから大谷に「We don’t need you (お前は必要ない)」と強烈なヤジを浴びせたファンは、この日も大ブーイングで迎えた。だが、本人は「ワールドシリーズ(の雰囲気)はちょっと違う。あくまでもシーズンの一つの試合」とクールに対応。三回の投前安打も含めて4試合連続複数安打をマークし、連続試合出塁も09年のイチロー(マリナーズ)がつくった日本勢最長の「43」まであと「2」と迫った。
ドジャースは今季最多タイの5発を含め今季最多17安打&14得点で圧勝。あまりの強さに、満員で埋まった敵地のスタンドは試合が終わる頃はガラガラだった。「良いことも、悪いことも、終わったら忘れて次の日に切り替えてプレーしたい」。今季初の4連勝。大谷も、ドジャースも、手がつけられなくなってきた。
