村上宗隆がホワイトソックスと合意!2年総額54億円 交渉期限迫る中で MLB公式サイトなど報道
ヤクルトからポスティングシステムを使ってメジャー移籍を目指す村上宗隆内野手が、ホワイトソックスと2年総額3400万ドル(約53億7200万円)で合意したことが22日、明らかになった。MLB公式サイトなどが伝えた。
村上はメジャー挑戦を見据え、22年オフに3年契約を結んだ。25歳ルールに対応するためで、よりよい条件で契約することを目指しての措置だった。今季は開幕直後の故障で前半戦は戦列を離れてしまったが、1軍復帰後にアーチを量産。出場56試合ながら22本塁打を放ち、OPSも1点台を超えた。
11月28日に行われた球団納会では「今こうしてポスティングできているのは素晴らしい球団、素晴らしいスタッフ、監督、コーチ、そしてチームメート。何より素晴らしい恩に恵まれたからだと思います。皆さんのおかげです」。8年間在籍した球団の関係者やファンに心を込めた感謝の思いを言葉に乗せると、会場が大きな拍手に包まれた。そして「皆さんの思いを背負って戦いたいと思います」と熱い口調で語っていた。
米メディアによるとメッツ、ヤンキースなど5球団の争奪戦となっていたとみられる。11日までフロリダ州で開催されていたウインターミーティング期間中には、交渉に影響を及ぼすとされていたナ・リーグ2冠王のカイル・シュワバー内野手がフィリーズに残留。さらにメッツからFAとなっていたピート・アロンソ内野手がオリオールズと大型契約を結んでいた。
交渉期限となる日本時間23日に迫る中での合意となった。




