村上宗隆や岡本和真の移籍交渉に影響も 韓国の俊足強打三塁手がポスティングでパドレスと3年20億円合意 公式サイトなど伝える

 韓国リーグ(KBO)、キウムからポスティングシステムを使ってメジャー移籍を目指したソン・ソンムン(宋 成文)内野手(29)がパドレスと合意したと19日(日本時間20日)、大リーグ公式サイトなどが伝えた。全米野球記者協会所属のフランシス・ロメロ記者によると、契約内容は3年約1300万ドル(約20億円)だという。

 右投左打で、主に三塁を守り、一塁や二塁もこなすソンムンはKBO9シーズンの通算成績は824試合、打率・283、80本塁打、454打点、51盗塁、OPS・779。昨季は自己最高の打率・340、19本塁打、同最多の104打点、21盗塁、OPS・927をマークすると、今季はキャリアハイの144試合に出場し、打率・315、26本塁打、90打点、25盗塁、OPS・917とさらなる成長ぶりを見せた。

 パドレスは三塁マチャドが11年3億5000万ドル(約542億5000万円)の超大型契約を33年まで残し、二塁クロネンワースは7年8000万ドル(約124億円)の契約が切れるのは30年。ソンムンの起用法は分かっていないが、昨オフにポスティングシステムを使ってドジャースと3年契約を結んだキム・ヘソン(金彗成)と同じように複数のポジションを守る控えのユーティリティーの役割が予想される。

 今オフはソンと同じ三塁を守るヤクルトの村上宗隆内野手と巨人の岡本和真内野手もポスティングシステムを使ってメジャー移籍を目指しており、交渉状況が注目されている。

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