ドジャース、死闘を制して球団史上初の連覇達成! 山本由伸が連投好救援でWS3勝目 スミス決勝弾 大谷翔平は三回途中KOも総力戦でひっくり返す

 「ワールドシリーズ・第7戦、ブルージェイズ4-5ドジャース」(1日、トロント)

 ドジャースが延長十一回にスミスの勝ち越し本塁打で球団史上初、MLB25年ぶりのワールドシリーズ連覇を果たした。第6戦勝利投手の山本由伸投手が九回途中から登板し、1死満塁のピンチを切り抜けるなど、3回を無失点に抑えてシリーズ3勝目を挙げた。「1番・投手兼指名打者」で先発出場した大谷翔平投手は三回に決勝3ランを被弾し、マウンドで両手を膝につきうなだれKO。打者としては第3戦以来のマルチ安打をマークするなど5打数2安打1四球だった。

 ドジャースは1点を追う九回に9番、ベテランのロハスが起死回生の同点ソロ。しかし、八回途中から登板したスネルが九回裏につかまり、1死一、二塁のピンチを迎えると、ロバーツ監督は第6戦で6回93球1失点で勝利投手になった山本を投入。先頭カークに死球を与えて1死満塁に大ピンチに陥ったが、満塁と絶体絶命の状況となったが、バックの守備にも助けられ切り抜けた。回またぎとなった延長十回を三人で片づけると、延長十一回にスミスが劇的な左翼席へ勝ち越しソロ。その裏のマウンドは先頭ゲレロに左翼線二塁打を許したが、付け入るスキを与えず、チームを勝利に導いた。

 序盤は苦しい展開だった。悪夢が襲ったのは三回。スプリンガーに安打を浴び、犠打で二塁へ進められた。1死二塁の状況から暴投で三塁に走者を進めると、ロバーツ監督はゲレーロJr.を申告敬遠。打席にはビシェットを迎えた中、初球の浮いたスライダーを捉えられ、バックスクリーン左に運ばれた。

 思わずガックリとうなだれた大谷。ここでロバーツ監督が出て交代を告げた。まさかの展開でリードを許してしまった中、打線は粘りを見せた。四回にテオスカー・ヘルナンデスの犠飛で1点を返すと、六回にはエドマンの浅い犠飛でベッツが三塁から激走。1点差へと迫った。

 だが直後にグラスノーがスキを突かれて無死一塁からクレメントに完璧な二盗を決められると、ヒメネスに右中間を破られる二塁打を浴びた。大谷は第3戦以来のマルチ安打をマークし、七回先頭の第4打席では難敵右腕のイエサベージから冷静に四球を選んでチャンスメーク。だが続くスミスが倒れ、フリーマンは一ゴロ併殺打。得点にはつながらなかった。

 四回の守備ではロブレスキーがヒメネスに与えた死球を巡って乱闘騒ぎが勃発。両軍首脳陣、選手がベンチから飛び出し、リリーフ陣もブルペンからダッシュで駆けつける展開となった。異様な雰囲気となる中、終始ブルージェイズに主導権を握られたが、1点差の九回にひっくり返した。

 ドジャースは今シリーズ、第2戦で山本由伸投手が完投勝利をマークし、1勝1敗で本拠地へと戻ってきた。第3戦は延長18回、6時間39分の死闘でフリーマンがサヨナラ本塁打を放ち、大谷はWS新記録の1試合9打席連続出塁をマークした。

 しかし第4戦、第5戦と先発を引っ張り過ぎてリリーフ陣が打ち込まれるという悪循環に陥った。それでも第6戦は山本が6回1失点と粘りの投球でゲームを作り、最後はスクランブル登板したグラスノーが無死二、三塁のピンチを切り抜けて3勝3敗のタイに持ち込んでいた。

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