山本由伸が連投で神リリーフ!1死満塁サヨナラのピンチを凌ぎきる ロハスがパヘズが神守備!大谷翔平もベンチ前で絶叫 10回も無失点

 「ワールドシリーズ・第7戦、ブルージェイズ-ドジャース」(1日、トロント)

 ドジャースの山本由伸投手が九回1死一、二塁のピンチでリリーフ登板。連投となるマウンドでサヨナラのピンチをしのいだ。

 スネルが招いた1死一、二塁のピンチでコールされた山本。強打者のカークに対し、初球スプリットでストライクを奪った。だが2球目が抜けてしまい右腕への死球となった。ここでバーショの打席を前に、プライアー投手コーチがマウンドへ。ベンチもエドマンを下げてパヘズをセンターに入れた。

 絶体絶命のピンチを迎えた中、初球はスプリットが外れた。2球目はファウルとなり、球場の緊張感も高まった。3球目はアウトローでストライクを奪うと、最後はスプリットで二ゴロを打たせ、ロハスが懸命のバックホーム。見事な送球でアウトにしたかに思われた。

 だがブルージェイズベンチはチャレンジを行使。判定は覆らず何とか2死にこぎつけた。ここで3安打のクレメントが打席に。左中間へ大飛球が飛んだが、パヘズがキケを吹き飛ばしながらキャッチ。見事に窮地を脱した。ベンチでは大谷翔平が絶叫。試合は延長戦に持つれこんだ。

 そして延長十回もイニングをまたいで続投。ヒメネスを二ゴロに打ち取り、続くスプリンガーにはカウント3ボールとしたが、しっかり立て直して空振り三振。最後はルークスを右飛に打ち取った。

 山本は前日の第6戦で6回1失点に抑え、ワールドシリーズ2勝目を挙げた山本。試合前に登板をロバーツ監督に志願していた。延長18回の死闘となった第3戦で、完投勝利から中1日でブルペン待機したように、チームの窮地に立ち上がった。

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