山本由伸 負ければ敗退 第6戦へ「最高の準備をして100%を出したい」
「ワールドシリーズ・第5戦、ドジャース1-6ブルージェイズ」(29日、ロサンゼルス)
背水のマウンドを託された。ドジャースの山本由伸投手(27)が29日の試合後、先発するWS第6戦に向けて記者会見に臨んだ。負ければ敗退の大一番へ「もちろん緊張はありますし、ここまで練習をしてきたので自信を持ってマウンドに上がりたい」と意気込んだ。
25日の第2戦では、4安打1点に抑えてワールドシリーズで日本選手初の完投勝利。第3戦では試合が延長十八回までもつれ、ブルペンで投球練習をして中1日での救援登板に備えたことが、選手の士気を高めただけでなく日米ファンの感動も呼んだ。この日は普段通り、先発2日前のブルペンでの投球練習を行い調整。「問題なく試合に向けて準備は進んでいる」と自信を示した。
チームは連敗し、ブルージェイズ打線にはつながりが生まれている状況。ただ「ゲームプランはこれからなんですけど、いいチームには変わりない。イメージは変わらず、最高の準備をして100%を出したい」と誓った。ロバーツ監督は「われわれには力があるはずだし(第6戦は)山本の好投が期待できる」と期待を寄せた。





