ドジャース サヨナラの瞬間にキケが装着していたヘルメット ベンチに退いても戦う姿勢 登板の可能性はゼロでも

 投手用ヘルメットをかぶり、ロバーツ監督と抱き合うキケ・ヘルナンデス(ロサンゼルス・ドジャース提供)
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 「ワールドシリーズ・第3戦、ドジャース6-5ブルージェイズ」(27日、ロサンゼルス)

 ドジャースが延長十八回の死闘を制して2連勝。ブルペンのリリーフ投手を使い切り、山本由伸投手が準備していたが、チームの姿勢を示すような行動があった。

 フリーマンのサヨナラ弾直後、真っ先にグラウンドへ飛び出してきたキケ・ヘルナンデス内野手。よく見ると頭には投手用のヘルメットを装着していた。今季、大差の試合で登板した際に打球直撃のダメージを軽減させるために特注で作られた“キケ・ヘルメット”。これを装着したまま歓喜の輪に加わり、ロバーツ監督とハグをかわした。

 キケは試合途中で代打を送られてベンチに退いていた。もちろん登板することは絶対に叶わないのだが、ゲームを離れても戦う姿勢を示すためにヘルメットを装着していたとみられる。ロバーツ監督は第4戦の試合前会見で「もし山本が十九回に投げられなかったら、たぶんミゲル・ロハスをマウンドに送っていたと思う。そんな状況でした。スネルは昨日既にブルペンで投げていたし、ショウヘイはけいれんの影響で登板できない状態だった。だから山本かミゲル・ロハスという選択しかなかった」と明かしていた。

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