劇的弾のフリーマン 大谷の無双ぶりを笑う「翔平の試合だった」「明日の先発投手が今夜9回も出塁したなんて信じられない」
「ワールドシリーズ・第3戦、ドジャース6-5ブルージェイズ」(27日、ロサンゼルス)
ドジャースが延長十八回、歴史的な死闘をサヨナラで制した。フレディ・フリーマン内野手が昨年のワールドシリーズに続きサヨナラ弾を放ち、6時間39分の死闘に終止符を打った。
もみくちゃにされたフリーマンは試合後の会見で「翔平の試合だったね」と自身のことよりも2本塁打を含む4打数4安打3打点5四球(4敬遠)の大谷について語った。「明日の先発投手が今夜9回も出塁したなんて、本当に信じられないね(笑)」と振り返った。
大谷の無双ぶりに「試合前に彼が打撃の調子が良くなってきたと言っていたと思うけど、確かにその通りだったね」、「今夜の彼は右中間や左中間に素晴らしい打球を飛ばしていて調子が良いのは分かりました。だから、敬遠は正しい判断」とブルージェイズの作戦にも言及。自身は延長に入り好機での凡退もあったが、「翔平に打たれるよりも他の選手に打たれる方がいい。彼の最初の4打席を見て、そう判断したんでしょう。試合は長くなったが、最後は僕たちが終わらせた」とうなずいた。
大谷は第4戦に先発する。フリーマンは「彼はまさしくユニコーンだね。もう形容する言葉が見つからない。4打数4安打5四球、最後の打席で相手は投げてきたけど、無理に打つことなく、冷静に出塁していた。彼は本当に信じられない選手。2018年にメジャーに来て以来、ずっと彼の話をしているけど、10世代に1人の選手という言葉では足りない」と最大限の敬意を示した。





