ドジャースが悪夢の黒星発進 大谷翔平が衝撃WS1号弾も…まさか1イニング9失点 継投失敗で再びブルペンの不安露呈

 「ワールドシリーズ・第1戦、ブルージェイズ11-4ドジャース」(24日、トロント)

 ドジャースが大敗で初戦を落とした。大谷翔平投手は七回の第4打席でワールドシリーズ1号となる2ランを放つも、六回の大量9失点が響いた形になった。大谷は九回2死から四球で出塁する意地を見せたが、次打者ベッツが倒れて万事休した。

 波状攻撃で盛り上がった敵地の興奮を静めるような一撃だった。七回1死一塁、カウント1-2と追い込まれた状況から低めのカーブを捉えた。打った瞬間に「グシャッ」という打球音が響き、本人も表情をゆがめたが、打球は大きな放物線を描いて右翼席に飛び込んでいった。

 打ち損じたかに思われた打球がスタンドインする衝撃弾。敵地は一瞬静まりかえり、その後、ざわついた。誰もが予想しなかった一撃。ナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦から2戦連発、ポストシーズン6本目のアーチだ。

 だが投手陣が不安を露呈してしまった。スネルが四回に同点2ランを被弾してポストシーズンの連続イニング無失点記録が「17」でストップ。さらに六回は先頭打者への四球から安打、顔面付近への死球で無死満塁とピンチを広げた。ここでロバーツ監督はシーズンで先発要因だったシーハンを絶体絶命の状況で投入。勝ち越し適時打に押し出し四球、さらに3点目のタイムリーを浴びたところで降板となった。

 3番手のバンダは代打・バーガーに右中間へグランドスラムを被弾。さらにカークにも2ランを被弾して悪夢の11失点となってしまった。

 大谷の一発むなしく敗れたドジャース。ア・リーグ優勝決定シリーズで驚異的な力を発揮したブルージェイズ打線の勢いを増幅させる形になってしまった。第2戦に先発する山本由伸投手にとってはプレッシャーがかかる展開に。シーズン中から先発陣の大黒柱としてけん引してきた右腕が、第2戦のキーマンになりそうだ。

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