「私ならMVP票はベッツに入れる」ブルワーズ監督が大谷翔平MVP本命視に異論「本当に価値があった選手」
「ナ・リーグ・優勝決定シリーズ、ドジャース-ブルワーズ」(17日、ロサンゼルス)
ブルワーズのパット・マーフィー監督が試合前の会見で、右翼から遊撃にコンバートされ攻守でチームをけん引しているドジャースのムーキー・ベッツ内野手を絶賛。「私ならMVPの票は彼に入れる」と話し、大谷翔平投手の本命視に異論を唱えた。
マーフィー監督は「大谷翔平は今、地球上で最高の野球選手かもしれない」と前置きしながら「でも、ムーキー・ベッツが今やってることは本当にすごい。外野からショートにコンバートされ、しかもロサンゼルス・ドジャースという、才能がそろったチームでそれをやってのけている。しかも、ちゃんと結果を出してる。これは本当に驚異的だ」と絶賛した。
さらに、自らMVPの話題を切り出し、「本当にこのチームにとって価値があった選手は誰か?という話なら、私はムーキー・ベッツがナンバーワンだと思っている。もちろん、翔平やフレディ(フリーマン)、素晴らしい投手陣にも敬意はある。でもこれはすごいことだ」と持論を展開。「もっと評価されるべきだと思う。私ならMVPの票を彼に入れるよ」と言って、会場を沸かせた。





