佐々木朗希 復活3人斬りでWS王手 史上初!デビューから3セーブすべてPSで記録
「ナ・リーグ・優勝決定シリーズ、ドジャース3-1ブルワーズ」(16日、ロサンゼルス)
ナ・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)の第3戦はドジャースが3-1でブルワーズに勝って3連勝とし、2年連続のワールドシリーズ進出にあと1勝に迫った。2点リードの九回に登板した佐々木朗希投手(23)が三者凡退に仕留め、ポストシーズン3セーブ目を挙げた。大谷翔平投手(31)は「1番・指名打者」で出場し、先制点に導く右線三塁打を放った。大谷は17日の第4戦に先発登板する。ア・リーグの第4戦はブルージェイズがマリナーズに8-2で勝ち、2勝2敗とした。
本拠地に響き渡るロウキコールに快投で応えた。九回を三者凡退で締めた佐々木が充実感いっぱいの表情を見せた。半年前に先発で思うような投球ができなかった同じマウンド。「いいイメージがそんなになかったんですけど、救援で復帰して自分のパフォーマンスを出せるようになってから徐々に見える景色が変わってきている」。『ホーム』と呼べる場所をやっと見つけた。
出番は2点リードの九回だ。先頭を157キロシンカーで遊ゴロに仕留めると、次打者を160キロ直球で遊飛。最後はスプリットで空振り三振斬り。13球でチームを勝利に導いた。セーブが公式記録となった1969年以降、メジャーデビューから3セーブすべてをポストシーズンで記録したのは佐々木が初めて。メジャー史上初の偉業となった。
13日のシリーズ第1戦で初めて救援に失敗した。2点リードの九回に1点を失い、走者を残して降板。チームは勝ったが、今後に不安を残した。
「体調面は問題なかった。ただ、自分の気付かないところで投球フォームにズレがあった」
プライアー投手コーチから指摘されたのは“投げ急ぎ”。「全体的に動きが速くなっていた。(左)足を上げるところからゆっくり、丁寧にやることだけを意識した」。修正能力の高さを証明した。
会見場での質疑応答。笑いのツボも心得ている。試合中の時間の過ごし方を問われ、「回が後半になるまでリラックスして、(先発投手が)毎回、完投してくれないかなと願いながら試合を見てます」と返答。報道陣の笑いを誘った。
復活セーブで2年連続ワールドシリーズ進出に王手をかけた。
「技術的に自分の中で信頼できるものがあれば、精神的に揺らぐことも少なくなると思う。時間をかけて技術的なところと向き合ってきたので安定して良いパフォーマンスが出せれると思う。そこが大事」
守護神。真っすぐに前を見据えて話す姿が頼もしかった。





