ロバーツ監督 山本由伸を絶賛「試合を支配していた」続投は迷わず「難しくなかった」「チーム全体が今季最高の野球をしている」

 ドジャース・デーブ・ロバーツ監督
 ブルワーズ戦で完投勝利を挙げ、ロバーツ監督(左)に迎えられるドジャース・山本(共同)
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 「ナ・リーグ・優勝決定シリーズ、ブルワーズ1-5ドジャース」(14日、ミルウォーキー)

 ドジャースは敵地で2連勝。先発の山本由伸投手が圧巻の投球を披露し、9回3安打1失点でメジャー初の完投勝利を飾った。

 試合後、ロバーツ監督は「本物の自信が芽生えたと思う。昨年はメジャーに移籍したばかりで、ポストシーズンでもあまり長いイニングは任せなかった。当時は非常に優秀なリリーフがいたので、そこに頼る場面も多かった。でも今年は、彼自身が90球を超えても自分がベストの選択肢だと感じている。その自信が、私にも安心感を与えてくれる」と絶賛。九回続投の判断について「難しくはなかった。打者を見ての判断だった。(左の)ベシアを後ろに控えさせていたが、山本の投球内容を見て、九回も彼に任せるのがベストだと感じた」と迷わず託したことを明かした。

 111球の熱投。初回先頭打者に一発を浴びてから二塁も踏ませない快投だった。

 7月7日の対戦では1回持たずKOされた相手だったが、「シーズン全体を通して、彼は素晴らしい内容でした。ポストシーズンでは集中力がさらに高まるものだ。試合の初球でホームランを打たれても、その後は最後まで投げ切った。試合を完全に支配していた」とし、続けて「レギュラーシーズンでは良い試合もあれば悪い試合もある。でも今は、チーム全体が今季最高の野球をしている。集中力も高く、まさにピークの状態にある」と語った。

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