ヤンキース、まさかの2戦連続大敗で早くも崖っぷち 投打で大誤算 19勝エースが四回途中7失点 ジャッジら打線は昨年まで大学生だった新人に六回途中ノーノー

 ブルージェイズ戦の4回、空振り三振に倒れたヤンキースのジャッジ(カナダ通信・AP=共同)
 ブルージェイズ戦の4回途中、降板するヤンキースのフリード(ゲッティ=共同)
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 「ア・リーグ・地区シリーズ、ブルージェイズ13-7ヤンキース」(5日、トロント)

 昨季のア・リーグ覇者、ヤンキースが2試合連続2桁失点大敗で早くも崖っぷちに立たされた。

 誤算だらけの試合だった。レギュラーシーズン最多19勝のエース、フリードは初回1死一、二塁のピンチを無失点で切り抜けたが、二回に6番クレメントに2ランを被弾すると、三回には四球からの3長短打でさらに3点を失った。

 四回に入っても復調の兆しは見られず、無死一、二塁となったところで強制降板。2番手ウォーレンがゲレロに満塁弾を浴び、エース右腕に7失点が記録された。

 打線はブルージェイズの新人イェサベージの前に六回1死まで無安打無得点。昨年のドラフト1巡目で入団し、9月にメジャーデビューしたばかりの22歳右腕に対し、ジャッジらが6者連続を含む11三振を奪われるなど、翻ろうされた。同投手はノーノーを継続したまま、78球でマウンドを降りた。

 五回終了時に0-13の一方的な展開。チームは六回2死走者なしの打席でジャッジが2番手から遊撃内野安打でノーヒットノーランを阻止し、ベリンジャーの2ランで一矢報いる。七回には相手ブルペン陣を攻め立て5点を奪ったが、反撃はそこまでだった。  1-10で敗れた第1戦に続く投手陣崩壊による2連敗。ヤンキースは移動日を挟み、7日に本拠地で行われる第3戦で必勝を期す。

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