ヤンキースが2桁10失点の大敗 Bジェイズ打線に14安打浴びる 六回無死満塁でジャッジが痛恨三振 1点しか奪えず

 「ア・リーグ・地区シリーズ、ブルージェイズ10-1ヤンキース」(4日、トロント)

 ヤンキースが14安打を浴び、2桁10失点を喫してブルージェイズに敗れた。

 先発のルイス・ヒルが初回、二回と立て続けに失点。三回途中2失点でKOされると、主導権を与えてしまった。打線はなかなかチャンスを作れない展開だったが、六回に千載一遇の逆転機が訪れる。

 ボルピーがこの試合初の長打となる二塁打を放ってチャンスメーク。さらにウェルズが安打でつなぎ、グリシャムは四球を選んで絶好のチャンスを作った。

 ここでジャッジが打席に入ったが…低めの変化球に空振り三振。続くベリンジャーが押し出し四球を選んで1点を返したが、後続が相次いで凡退。1点止まりになると、投手陣が踏ん張れなかった。

 リリーフ陣が炎上し2桁失点の大敗。昨年のア・リーグ王者が地区シリーズでまさかの船出となった。

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