佐々木朗希が初セーブ!「怖さはあった」2死三塁のピンチ招くも見事に大役果たす ベンチ混乱で準備遅れ「ビックリしたけど」

 「ナ・リーグ・地区シリーズ、フィリーズ3-5ドジャース」(4日、フィラデルフィア)

 ドジャースの佐々木朗希投手が2点リードの九回に登板。セーブシチュエーションで敵地の異様な雰囲気に包まれる中、しっかりとチームを勝利に導いた。

 九回表、ベンチが混乱して準備するタイミングが遅れた。これを見た大谷が異例のタイムをかけるなど、打席からサポートした。「ビックリしたけど、ランナー1人出て時間があったので自分のペースで作った」と佐々木。アシストを受けてマウンドに上がった。

 先頭のリアルミュートに162キロを投じたが、大きくボールゾーンに外れた。2球目、3球目と160キロで押し込んでファウルを打たせると、スプリットが高めに浮いたが打者が手を出せず見逃し三振。大谷翔平も思わずベンチでストライクのジェスチャーを繰り出した。

 ケプラーには2球で追い込んだが、浮いたスプリットを右翼線に運ばれてしまった。得点圏に走者を背負うと、敵地がより一層、熱狂的な雰囲気へと変わった。それでもカステラノスをアウトローで二ゴロに押し込み2死。最後はストットを三邪飛に打ち取った。

 「2点差で前回より点差がない中で怖さはあったが、ゾーンで勝負できて良かった」と佐々木。勝利のハイタッチでは大谷から頭をバシッと叩かれた。「明後日も試合あるのでもう1勝してLAに帰れたら」。もはやクローザーとしての地位を疑わないほどのピッチングを見せた。

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