ドジャース ブルペン陣に朗報!大谷翔平が絶賛した若き鉄腕がライブBPで好投 スミス、コンフォートらから3連続K カーショーも救援に配置転換
ドジャースは3日(日本時間4日)、敵地の前日練習でライブBPを実施。ベン・カスパリウス投手が好投した。
カスパリウスはイェーツの後を受けて登板。キム・ヘソンをどん詰まりの二ゴロに仕留めると、スミスには四球を与えた。ここからラッシング、2打席目のスミス、コンフォートを3者連続で空振り三振。ボール自体のキレもあり、首脳陣にアピールした。
今季は46試合に登板し7勝5敗、防御率4・64。前半戦は獅子奮迅の働きを見せ、大谷翔平投手がオールスターの前日会見で「中継ぎ全体で言えることですけど、ジャック(ドライヤー)とカスパリウスで、いつでも投げてくれるし、どこでも抑えてくれる。やっぱりこうチーム全体の中でいい役割を果たしてくれている。僕の中ではその2人かなと思います」と語っていた。
7月にはメジャー初セーブもマークした右腕。その後、不振でマイナー落ちし、地区シリーズからも登録を外れたが、可能性を感じさせる好投だ。ロバーツ監督は「リリーフで起用する予定」とカーショーをブルペン待機させる方針を明言。佐々木が結果を残した中、さらなるブルペン再編へカスパリウスの復調は朗報だ。
ワイルドカードシリーズでは「魔の八回」となったように、2戦連続で八回に失点。エンリケスらが制球を乱し、不安を露呈した。その中で佐々木朗希投手が第2戦でクローザーとして輝きを放った。1カ月に及ぶ長丁場の戦いで、着実に整備は進んでいる。
またこの日、左翼ではキケ・ヘルナンデスとコールが守備に就いていた。フィリーズには好左腕が多く、コンフォートはワイルドカードシリーズに続きロースターを外れる可能性が高まった。





