山本由伸 絶叫!六回無死満塁0封 七回続投志願、米最多113球 「いつも通り冷静に相手を見て投球していけた」

 「ナ・リーグ・ワイルドカードシリーズ、ドジャース8-4レッズ」(1日、ロサンゼルス)

 各地で3回戦制のワイルドカードシリーズ第2戦が行われ、ナ・リーグはドジャースがレッズに8-4で勝ち、2連勝で地区シリーズ進出を決めた。先発の山本由伸投手(27)が6回2/3を4安打2失点でポストシーズン通算3勝目を挙げた。大谷翔平投手(31)は「1番・指名打者」で出場し、4打数1安打1打点。カブスはパドレスに敗れ、1勝1敗となった。ア・リーグはヤンキースがレッドソックスに、ガーディアンズがタイガースに勝ち、ともに1勝1敗に持ち込んだ。

 絶体絶命のピンチで真骨頂をみせた。1点リードで迎えた六回。3連打で無死満塁とされた山本は、「1点もやりたくなかった」と気合を入れ直した。4番のA・ヘイズを遊ゴロで本塁封殺に仕留めると、本拠地の声援がさらに力強さを増す。大音量の「ヨシコール」に背中を押され、後続をカーブで連続三振。窮地をしのいだ右腕は雄たけびを上げた。

 立ち上がりは不運があった。初回、2死から打ち取った飛球をT・ヘルナンデスが落球して二、三塁とされ、次打者に右前2点適時打を浴びた。だが、「切り替えて一つずつ取っていくことに集中した」。ここから本領を発揮し、五回終了まで13者連続でアウトを重ねた。

 最速97・4マイル(約156・8キロ)の直球で押し込みつつ、普段よりスプリットの割合を減らし、緩いカーブを要所で使った。六回2死満塁で対したデラクルスには6球中4球を投じて最後は空を切らせ、「反応も有効な感じが見てとれた。そこまでもいいボールを投げられていたので、自信を持って投げた」と冷静に振り返った。

 七回は自ら続投を志願した。2四球などで2死一、二塁となったところで降板したが、「一つでも多くアウトを取ることがチームのためになる。まだ余力があった」という勝利への強い思いは確実に士気を高め、チームメートに勇気を与えた。

 6回2/3を4安打9奪三振で自責なしの2失点。メジャー自己最多の113球を投じ、「いつも通り、冷静に相手を見て投球していけた」と誇った。レギュラーシーズンからここぞという大事な一戦で、必ず周囲の期待に応えてきた。まさに「エース」と呼ぶにふさわしい存在。ワールドシリーズ連覇に向けて、背番号18は熱く、力強く、腕を振り続けていく。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

大リーグ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(大リーグ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス