山本由伸も呆然 テオスカーが痛恨の落球→チェンジが一転して大ピンチ→先制の2点を失う 本拠地騒然も二回以降は圧巻投球で逆転呼び込む 13人連続アウト
「ナ・リーグ・ワイルドカードシリーズ、ドジャース-レッズ」(1日、ロサンゼルス)
ドジャースの山本由伸投手が先発マウンドに上がり、2死から右翼のテオスカー・ヘルナンデス外野手が痛恨の落球。思わぬピンチを招くと、スチュワートに右前2点打を浴びてしまった。
初回、先頭のフリードルに浮いたカーブを捉えられてしまった山本。打球は左中間最深部を襲った。だが左翼のキケが一直線に落下地点へ入り、鮮やかなランニングキャッチ。これにはスタンドも大歓声に包まれ、山本も両拳を突き上げた。
次打者スティールには初球のカーブが抜けて死球。走者を出したが、かつての同僚・ラックスのバットをフォーシームで真っ二つにへし折っての二ゴロに打ち取った。そしてヘイズを右飛に打ち取ったかに思われたが、テオスカーが痛恨の落球。本拠地は騒然となり、3アウトでチェンジのはずが2死二、三塁とピンチを背負った。
スチュワートには2球で追い込みながらも、低めのスプリットを捉えられて一、二塁間を破られてしまった。先制の2点適時打にテオスカーも厳しい表情を浮かべた。さらに二盗を決められて再び得点圏に走者を背負ったが、デラクルーズは空振り三振。傷口を最小限にとどめた。ベンチに戻ると打席に向かう大谷からぽんとお尻をたたかれ励まされた。
二回はしっかりと三者凡退に抑えた山本。ベンチに戻ると、隣にきたテオスカーが抱きしめて謝罪の意を示した。これには右腕も思わず笑みを浮かべていた。三回も立ち直って2イニング連続の三者凡退に抑えると、直後にベッツが中前適時打を放って1点差へ迫った。
四回も先頭・ヘイズの打球が足元を襲ったが、二塁・ロハスのポジショニングが抜群で二ゴロに。次打者も二ゴロに打ち取ると、デラクルーズを中飛に仕留めて3イニング連続の三者凡退と圧巻投球を見せた。
ゲームの流れが一気によくなると、四回裏、キケ&ロハスの連続タイムリーで一気に逆転に成功した。その裏もしっかりと3人で斬り、打者13人連続アウトとなった。
山本は前日会見で「落ち着いて、目の前の事に集中して」と語っていた。今季は先発の大黒柱としてリーグ2位の防御率をマーク。チーム最多勝を記録し、4年連続の地区優勝に大きく貢献した。





