大谷翔平、初のポストシーズン1試合2本塁打 初回先頭弾丸アーチに続き、六回は138メートル特大2ラン

 「ナ・リーグ・ワイルドカードシリーズ、ドジャース-レッズ」(30日、ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手が「1番・指名打者」で出場し、6点リードの六回の打席で3番手右腕フィリップスからこの日2本目となるポストシーズン2号を放った。飛距離138メートルの特大アーチに本拠地はどよめきと歓声に包まれた。

 大谷は過去の対戦打率・143(7打数1安打)、1四球、3三振と苦にしている剛腕ハンター・グリーン投手に対し、初回の打席はカウント2-1から内角161・6キロを叩き、時速189キロの弾丸ライナーで右翼席へ運んだ。回2死二塁の打席はフルカウントから外寄り162・2キロ直球を見送って三振。力対力の攻防にスタンドのファンは酔いしれた。

 四回の打席は2番手右腕バーローに空振り三振。カウント2-2から低めスイーパーにバットは空を切った。

 しかし、六回2死一塁の打席でカウント1-1から内寄り低めスイーパーを捉えて豪快2ラン。ポストシーズン初の1試合2発、通算5本目となった。

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