佐々木朗希の変貌を示した数字 12球中11球のストライク「まったく別のタイプの投手」指揮官が絶賛した要因「4月の投球だったら同じ結果にならなかった」

 「マリナーズ2-3ドジャース」(26日、シアトル)

 ドジャースの佐々木朗希投手が2点リードの七回から5番手で登板。1回を1安打無失点に抑え、中1日での救援テストで2試合連続のホールドをマークした。試合後、デーブ・ロバーツ監督は「彼はまったく別のタイプの投手になっている」と断言し、「4月のような投球だったら同じ結果にはならなかったと思う」と評した。

 具体的に何が違うのか。一つのデータが示したのがストライク率だ。投じた12球中、11球でストライクを奪った。先頭の8番・クロフォードには初球の98マイルでファウルを打たせ、鋭いフォークで空振りを奪い簡単に追い込んだ。3球目のフォークを流し打たれたが、三塁のキケ・ヘルナンデスが逆シングルキャッチからジャンピングスローで一塁封殺。佐々木も拍手を送った。

 続くヤングにもストレートで押し込みカウント有利な状況に。最後は160・4キロのストレートで空振り三振。雄たけびをあげて投じた1球で勝負を決めた。

 アロザレーナには2球目の高めフォーシームを痛打されたが、60HRをマークしているローリーには3球連続のスプリットで空振り三振。いずれの打者にもストライクゾーンへ投げ込んだことで、ボールゾーンへ落ちるスプリットが生きる。マウンドに堂々と立ち、直球で押し込める自信、空振りを奪える自信-。4月は制球を意識するあまり自滅するケースが多かった。ボールが先行し、ゲームも壊した。だからこそ「つまり彼はまったく別のタイプの投手になっている。自信もあるし、球の質も、体の状態もすべてが格段に良くなっている」とロバーツ監督が目を細める理由だ。

 「今の彼には日本で見せていたような制球力があり、速球も以前のようにしっかり通用している。スプリットもまるでテーブルから落ちるように沈んでいる」と語った指揮官。ローリーの打席についても「どう対応するかを見ることができて、彼は見事に応えてくれた。その瞬間も動じていなかったし、それは私がずっと期待していたこと」と説明した指揮官。敵地にMVPコールがわき起こる異様な雰囲気の中、佐々木は動じなかった。ポストシーズンではファンの熱狂も高まり、同様のシーンは数多くあるだけに、メンタル面の成長も見れたことは指揮官にとってもプラス要因だった。

 敵地を沈黙に変え「チームとしてもワクワクしている。ロウキから闘志や感情が見えたことは、私たち全員にとっていいことだと思う」と評した指揮官。残り2試合は「もう投げない」と明言し、ポストシーズンでのロースター入りを示唆。佐々木が成長した姿を見せたマウンドだった。

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