カーショー涙の引退会見「本当にありがとう」「有終の美を飾りたい」 大谷ら同僚が見守る前で

 会見で涙を見せるカーショー(提供:AP/アフロ)
 記者会見するカーショー(AP=共同)
 記念撮影するカーショー一家(ロサンゼルス・ドジャース提供)
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 「ドジャース2-1ジャイアンツ」(18日、ロサンゼルス)

 ドジャースの通算222勝先発左腕、クレイトン・カーショー投手(37)は試合前にドジャースタジアムで記者会見に臨み、今季限りでの引退を発表した。会見開始に合わせて続々と選手たちも会見場の椅子に着席。マンシー、エドマン、フリーマンら選手18人に加え、ロバーツ監督やコーチ陣も集まった。最前列の席には家族が座り、大谷も会見場の後方で見守った。

 カーショーは「やりきった気持ち。とても満足していて、今が潮時。ここが退くには最高のタイミングだと思う。今年は本当に最高の時間を過ごせた」と語った。集まったチームメートに対しても「本当にありがとう」と涙をこぼした。

 ドジャース一筋18年。今季は故障で出遅れたが、5月の復帰後は20試合に先発し10勝2敗、防御率3.53をマーク。通算成績は222勝96敗、防御率2.54。サイ・ヤング賞3回、MVP1回、最多勝3回、最優秀防御率5回、最多奪三振3回など輝かしい実績を残してきた。

 19日(日本時間20日)のジャイアンツ戦で、レギュラーシーズン最後の本拠地での先発に臨む左腕は、その後のポストシーズンも見据え、「最後に頂点に立つ究極の目標を成し遂げ、有終の美を飾りたい」とワールドシリーズ2連覇に向けて意気込みを示した。

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