ドジャース・ロバーツ監督、惜敗に大きなため息「最後まで粘り強く戦ったと思う」 先発にバンダ起用も裏目、大谷ライバルのシュワバーに53号被弾

 「ドジャース5-6フィリーズ」(15日、ロサンゼルス)

 終盤に2度追いつきながらも延長戦の末に敗戦。ドジャース・ロバーツ監督は大きなため息をついた後「両チームとも最後まで粘り強く戦ったと思う。エメットは素晴らしい投球を見せてくれた。ベストの速球ではなかったかもしれないが、制球は非常によかった。持てるもの全てを出し切ってくれた」と2番手で好投したシーハンをたたえた。

 この日はシュワバー、ハーパーらフィリーズの左の強打者に対する“秘策”として、中継ぎ左腕のバンダが先発登板。しかし、初回にいきなりシュワバーに53号ソロを浴びるなど裏目。1/3回を1安打失点、1四球で降板し、当初先発が予想されたシーハンがマウンドに上がった。

 七回途中に5回2/3を1安打無失点で降板。逆転への流れを作る好投に、本拠地のファンからスタンディングオベーションでたたえられたが、3番手のドライヤーが9番打者に逆転2ランを被弾。その後も追いついてはリリーフ投手が勝ち越される展開となった。

 指揮官はポストシーズンへ向けてブルペンが不安かと問われると「今は誰がチャンスをつかんでくれるか見極めている段階。今後もチャンスを与えていく」と回答。3発を放ったフィリーズ打線に言及し「向こうにも大きな一打がいくつもあり、彼らに敬意を払うべきだ」と話した。

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