フィリーズ・シュワバーが3戦連発53号 大谷の目の前で一発 ドジャース本拠地にどよめきとブーイング 左打者封じの奇策・バンダ先発起用裏目

 1回、53号ソロを放つシュワバー(共同)
 1回、53号ソロを放つシュワバー(共同)
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 「ドジャース-フィリーズ」(15日、ロサンゼルス)

 フィリーズのカイル・シュワバー内野手が「2番・指名打者」で出場。初回の第1打席で53号ソロを放った。ナ・リーグ本塁打王を争う大谷翔平の目の前で、いきなり4本差をつけた。

 初回無死走者なしで打席へ。カウント2-2からの5球目、スライダーをとらえた打球が右中間スタンドへ飛び込んだ。

 直前が先発バンダのピッチクロック違反でボールとなったこともあり、ドジャースタジアムにはどよめきどブーイングが起こった。

 この日は、シュワバーら左の強打者封じの“奇策”として、中継ぎ左腕のバンダがオープナーとして先発。1番の右打者を抑えながら2番のシュワバーに打たれる皮肉な結果となり、バンダは続く左打者のハーパーに四球を与えたところで1/3回を1安打1失点で降板した。打者3人に16球を投げ、1奪三振、1四球だった。2番手のマウンドには当初先発が予想されていたシーハンが上がった。

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