大谷翔平 首位堅守!V撃お膳立て打 試合前の走塁練習効果?七回二塁打から生還 ロバーツ監督「いい夜になった」

 「ドジャース3ー1ロッキーズ」(8日、ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(31)がロッキーズ戦に「1番・指名打者」で出場し、3打数1安打1四球だった。1-1の七回に二塁打で好機を拡大し、後続の勝ち越し適時打をお膳立てするなど、つなぎ役に徹した。チームの2連勝でナ・リーグ西地区首位の座を堅守した。

 欲しかった1点を手繰り寄せた。同点で迎えた七回2死一塁。大谷が右翼手の右へ時速約184キロの高速打球をはじき返し、一気に二塁を陥れた。二、三塁と好機を広げ、ベッツの中前適時打で二塁から生還し、3点目のホームを踏んだ。

 前日7日のオリオールズ戦でメジャー初対決の菅野から2打席連発。中堅席へド派手なアーチ2本を架けてチームの連敗を5で止めたが、この日は一転、つなぎ役に徹した。1点を追う六回無死一塁の場面では、メジャー8年目で自己最多となる97個目の四球を選んで出塁。フリーマンの同点打をお膳立てした。

 チームは3投手で相手打線を1安打1失点に抑えて逆転勝ち。ロバーツ監督は「選手が自分たちの役割をしっかり果たした。いい夜になった」と満足感を漂わせた。

 試合前の大谷は次戦の登板に備えてキャッチボールで調整し、珍しく走塁練習も行った。二塁上からフリー打撃の打球の行方を判断し、帰塁と進塁の動きを繰り返した。

 残り18試合。地区優勝争いは2位パドレスと1ゲーム差で首位の座を守っている。負けられない戦い。大谷がヒリヒリした9月を過ごしている。

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