大谷翔平、菅野智之から2打席連発47、48号 敵地騒然 菅野3被弾 本塁打王争いトップと1差 2夜連続サヨナラ負け5連敗の悪夢払しょく
「オリオールズ-ドジャース」(7日、ボルティモア)
ドジャースの大谷翔平投手が「1番・指名打者」で出場し、1点リードの三回の打席でメジャー初対決の菅野智之投手から2打席連発となる48号ソロを放った。6月14日のジャイアンツ戦以来となる1試合2本塁打で本塁打王争いはトップのシュワバー(フィリーズ)に1差に迫った。
大谷のバットが2夜連続サヨナラ負け&5連敗の悪夢を払しょくした。初回の打席で1ボールから外角高め、ボール気味の152キロ直球を狙いすましたかのようなスイングで振り抜き、飛距離125メートルの打球が中堅右のスタンドへたたき込んだ。マウンド上の右腕は首をひねって悔しさをにじませた。
三回の豪快アーチは2ボールからストライクを取りにきた内角直球を完璧に捉えた一振り。続くベッツにも16号が飛び出し、リードを3点に広げた。
ドジャースは前日の同カードで先発の山本由伸投手が九回2死までノーヒットノーランを継続する快投を披露し、ソロ被弾した後に降板。しかし、2点リードの展開で登板した2番手トライネンが二塁打の後に3連続四死球で1点を失うと、2死満塁からマウンドに上がったスコットが2点適時打を浴びてサヨナラ負け。5連敗を喫した。
菅野はここまで26登板、140回2/3を投げて10勝7敗、防御率4・41。前回、8月31日のジャイアンツ戦は今季最短3回1/3で7失点KOされた。同14日のマリナーズ戦で2桁勝利に到達して以降、3登板で勝ち星がない。





