ロバーツ監督の継投策ハマる 緊急先発&ギアチェンジの大谷→2死からバンダ投入で無失点 状態とゲーム両にらみの判断
「オリオールズ-ドジャース」(5日、ボルティモア)
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督の継投策が成功し、四回のピンチを無失点で切り抜けた。好投していた大谷翔平投手を四回2死三塁の場面で交代させ、左腕のバンダを投入してスコアボードにゼロを刻んだ。
四回、大谷が二塁打とバッテリーエラーで無死三塁のピンチを招いた。だがここで一気にギアを上げ、100マイル超を連発するなど後続を連続三振に仕留めた。2死までこぎつけたところで指揮官はベンチを出て交代を告げた。大谷も納得の表情でボールを手渡した。
直後に2番手のバンダが四球を与えたものの、後続を一ゴロに仕留めてピンチを脱出。大谷はこの日、グラスノーが背中の張りを訴えたことで緊急先発のマウンドに上がった。序盤から気迫みなぎる投球を見せ、四回のピンチでは一気にギアを上げて最速の101マイルを連発していた。
3日には体調不良で先発を回避していただけに、コンディションと打順を照らし合わせながらの決断。大谷を守り、無失点に抑える継投となった。





