山本由伸 初コンビの女房役に笑顔で拍手&ガッツポーズ にじんだ気遣い 四球&暴投でピンチ招くも鮮やか脱出 8回無安打投球の無双ぶり
「オリオールズ-ドジャース」(6日、ボルティモア)
ドジャースの山本由伸が先発し、1点を先制した直後の三回に四球&バッテリーエラーからピンチを招いたが、無失点で切り抜けた。
大谷の遊ゴロ間に1点を先制して迎えた三回。先頭打者に四球を与えてしまうと、次打者の3球目がワンバウンドとなり、移籍後初スタメンのロートベットが後逸。記録は暴投で得点圏に走者を背負った。
バサイヨを四球で歩かせ、無一、二塁のピンチとなった山本。それでもメイヨを空振り三振に斬り、次打者のホリデイは二ゴロ併殺打に仕留め、鮮やかにスコアボードにゼロを刻んだ。
直後、ロードベットに拍手を送り、ガッツポーズした山本。初コンビの女房役へ気遣いがにじんだ。ベンチに戻るとチームメートとハイタッチをかわしていた。
四回も三者凡退でチームに流れを呼び込み、ベッツの遊撃強襲適時内や安打で貴重な追加点。無安打投球を続ける山本に力強い援護となった。
そして五回もきっちりと三者凡退に仕留め、無安打投球で勝利投手の権利を手にした。六回も続投して三者凡退に抑え、無安打無失点投球を続けている。七回も毎回の8奪三振目を奪い、鮮やかに三者凡退。八回も三者凡退に仕留めるなど、完全にゲームを支配した。





