大谷翔平 先頭弾&2戦連発の41号→勝利につながらず 三盗失敗&サヨナラ機の三振にロバーツ監督苦言

 「ドジャース4-5ブルージェイズ」(10日、ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(31)が本拠地で行われたブルージェイズ戦に「1番・指名打者」で出場し、初回に2試合連発となる41号先頭打者アーチを放った。ナ・リーグ本塁打王争いでトップのシュワバー(フィリーズ)に並んだ。自己最長タイとなる9試合連続安打を記録したが、勝負どころの三盗失敗と空振り三振が響き、チームは3連勝を逃した。

 体勢を崩されながらも一気に運んだ。力と技が凝縮されたスイングで鮮やかなアーチをかけた。地元ファンの熱狂が渦巻くフィールドで、マウンド上の左腕ラウアーがありえないと言わんばかりの表情で何度も首を横に振った。

 ナイター翌日のデーゲーム。衝撃の1本は1点を追う初回だ。カウント1-2と追い込まれた大谷がバットを伸ばして外角低めに逃げるカットボールを捉えた。2戦連発で、リーグトップに並ぶ41号先頭打者弾。「最近は良くなっている。進歩しているのかなと思う」。3年連続4度目の40号を達成した前夜に口にした言葉を改めて証明してみせた。

 好調な大谷に対し、敵軍ベンチは警戒度を最高レベルに上げた。1点を争う展開の中、二回2死二塁、八回1死二塁の場面では申告敬遠で勝負を避けた。2本目のアーチを期待したスタンドからはその度に大きなブーイングが起こった。

 大谷は3-2の六回1死で中継ぎ右腕ドミンゲスから中前打。3試合連続、今季35度目のマルチ安打を記録すると、17盗塁目となる二盗に成功し、本拠地を沸かせた。

 試合が暗転したのはその直後だ。2死一、二塁。4番フリーマンの打席の初球で大谷が一塁スミスとともに重盗を仕掛ける。しかし、捕手の好送球でタッチアウト。追加点のチャンスを逸した走塁にロバーツ監督は「あれは彼(大谷)の判断。良くないプレーだった」と険しい表情で言った。

 負の連鎖。ド軍は救援陣が終盤に3被弾して逆転を許してしまう。大谷は1点を追う九回1死満塁のサヨナラ機に打席に立ったが、フルカウントからボールになる低めスイーパーに空振り三振。指揮官は「低めのボール球に手を出すことは絶対にやっていけなかった」と苦言を呈した。

 鮮やかな先制アーチとマルチ安打は勝利に結びつかなかった。「絶対に落とすべき試合ではなかった。非常にストレスがたまる」。会見場にロバーツ監督の声がむなしく響き渡った。

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