「レッズ－ドジャース」（３０日、シンシナティ）

　ドジャースの大谷翔平投手は「２番・投手」で投打同時出場。今季７度目の先発マウンドに上がり、２試合連続の初回失点を喫した。

　メジャーのキャリアでグレートアメリカンボールパークでは初登板となった大谷。いきなり元同僚のラックスに初球を捉えられ、左翼線を破られる二塁打を浴びた。続くマクレーンには１０１マイルを投じるなど、最後はスイーパーで空振り三振。デラクルーズには初球１００マイルを投じたが、浮いたフォーシームを中前に運ばれてしまった。

　前回登板のツインズ戦でも初回先頭打者アーチを浴びた大谷。２試合連続の初回失点となってしまった。それでも後続をしっかり打ち取って最少失点で切り抜けると、二回は先頭をスライダーで見逃し三振。しかし１死からスイーパーを捉えられて中前打を許した。

　続くベンソンはスライダーで空振り三振。エスピナルには浮いた変化球を捉えられ、左前打を浴びた。２死一、二塁となって打席にはラックス。フルカウントまで勝負はもつれたが、スライダーで二ゴロに打ち取った。ただマウンドを降りる際には首をかしげ、納得いかない様子だった。

　三回は先頭をフルカウントからのスライダーで左飛に打ち取ると、後続をわずか２球で仕留めてこの試合初めての三者凡退。ゲームの流れを呼び込むと、フリーマンが直後に逆転２ランを放ってリードを奪った。