大谷翔平 2試合ぶり38号!直近7戦6発 「いたちごっこ」制し1カ月ぶり直球撃ち

 「レッドソックス4-2ドジャース」(26日、ボストン)

 ドジャースの大谷翔平投手(31)はボストンでのレッドソックス戦に「1番・指名打者」で出場し、一回に2試合ぶりとなる38号ソロを中越えに運んだ。先頭打者本塁打は今季10度目で、直近7試合で6本塁打の量産態勢。2位のシュワバーとスアレスに2本差をつけた。チームは2-4で逆転負けを喫し、連勝は2でストップした。

 大谷が一回に好投手との勝負を制した。昨季まで5打数無安打、4三振に封じられていた左腕クロシェットに対し、初球から3球続いた直球が甘く入ったところを逃さなかった。球速156キロに負けない力強い振りでジャストミート。美しい放物線で、今季10本目の先頭打者本塁打を中越えに届けた。

 日本勢初の5戦連発を含め、ここ7試合で6本目。月間最優秀選手(MVP)に輝いた5月以来の量産態勢に入っている。ナ・リーグトップの38号で、2位のシュワバーとスアレスに2本差をつけた。

 直球を本塁打にしたのは27号以来、約1カ月ぶり。ベイツ打撃コーチは大谷が配球の「いたちごっこ」に適応していると分析する。直球で快音を連発した5月を経て、相手バッテリーの攻めは変化球中心に転換した。ただ、大谷が変化球を打ち始めたことで「今度は再び直球の割合が多くなってきている」と解説。試合前には「今日あたり、そろそろ直球を捉えるよ」と語っていたが、その期待に見事に応えるアーチとなった。

 ロバーツ監督は「クロシェットの球は速いからね。本当に難しい打席になる」としながらも、「ボールが低めに来ていたから翔平の積極的な攻撃を見られなかったけど、やっぱり彼はいい打者だよ」と評価した。

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