青柳晃洋 日本復帰の可能性も フィリーズ2Aを自由契約→NPB複数球団が関心
米大リーグ、フィリーズ傘下のマイナー2Aレディングが青柳晃洋投手(31)を自由契約にしたと23日、球団広報が明らかにした。今季ここまでメジャーでの登板はなかった。
青柳は阪神からポスティングシステムで大リーグ入りを目指し、1月にフィリーズとマイナー契約を結んだ。招待選手としてメジャーキャンプに参加したが、オープン戦でも好結果を残せずマイナーで開幕を迎えた。
新天地では主にリリーフで19試合に登板して0勝1敗、防御率7・45と振るわず、6月には2Aに降格した。2Aでは先発投手として4試合に投げたが、1勝2敗、防御率6・91と精彩を欠き、「ディベロップメント・リスト」に入って調整していた。マイナーでは通算23試合に登板して1勝3敗、防御率7・22。33回2/3を投げて45四死球と制球が安定しなかった。
青柳を巡っては、日本球界でも複数の球団が関心を示しているといい、国内復帰の可能性も浮上している。米球界で新たな所属先を模索するのか、右腕の去就が注目される。





