山本由伸 作戦察知で修正 粘投5回3失点8K「相手に合わせて配球もできた」

 試合後、取材に応じる山本由伸
 
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 「ドジャース7-10ツインズ」(22日、ロサンゼルス)

 ドジャース・山本由伸投手は相手打線の作戦を察知して粘った。「一回、二回とちょっと力が入りすぎてコントロールできず、球数がかさみました」と振り返ったように、序盤はスプリットを見極められ、二回に3点を失った。ただ、途中からはその裏をかくように低めの直球を効果的に使い、計8奪三振という投球だった。

 「全体的にはそこまで悪かったわけではない。相手に合わせて配球もできた。結果、何とか最低限ですが、五回までいけたのはポジティブに捉えると良かったかな」と山本。5回3失点での降板にも、一定の手応えを口にした。

 チームは後半戦1勝4敗と波に乗れていない。先発陣の柱を担うだけに「何とか全員で乗り切りたい。僕はとにかく必死にやりたい」と今後の巻き返しに闘志を燃やした。

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