大谷翔平 日本選手初の4戦連発!キングタイ36号 直近10戦6発 球団記録5戦連発に挑む

 「ドジャース7-10ツインズ」(22日、ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(31)がツインズ戦に「2番・指名打者」で出場。九回に36号2ランを放ち、日本選手初となる4試合連続本塁打を記録した。異次元のペースで打ちまくり、ナ・リーグ本塁打部門でトップに並んだ。球団記録は5試合連続。貪欲に次の1本を打ちにいく。

 空席だらけの本拠地をどよめかせた。5点のビハインド。完敗ムードの九回2死三塁の打席で、大谷が集中力を最大限に高めた。マウンド上には剛腕デュラン。カウント1-1から外角低め、161キロスプリットに快音を響かせた。

 バットを合わせただけのようなスイング。しかし、時速173キロの打球はぐんぐん伸びた。飛距離123メートル。ナ・リーグトップに並ぶ36号が左翼席に着弾した。

 日本選手初となる4試合連続ホームラン。試合後の会見で、報道陣から記録を伝え聞いたロバーツ監督は開口一番、「本当に?ワオ!それは素晴らしい」と感嘆の声を上げた。

 大谷が攻略した右腕は、今月末のトレード期限を前にド軍が獲得に動いていると言われている。指揮官は「デュランは本当に素晴らしいピッチャー。99マイル(実際は100マイル=161キロ)のスプリットを左方向へ運んだのが良かった」と称賛。続けて「以前にも言ったが、彼は毎日、自分の役割を果たし、スコアボードの数字に左右されず、毎試合、打席の中でいいアプローチをしている」と言った。

 投打同時出場した前夜は、初回の打席で逆転2ラン。その後は3打席連続三振に倒れたが、試合後の大谷は「ここ数日は(打席内での球の)見え方がいいのが一番。調子が戻ってきてるんじゃないかなと思う」と確かな手応え。一夜明けたこの日も最初の4打席は2三振を含む無安打だったが、土壇場で最高の結果を出した。これで今季の登板翌日では初本塁打となった。

 3年連続本塁打王が懸かったシーズン。4戦連続本塁打、直近10戦6本塁打の大谷に対し、同じトップのスアレス(ダイヤモンドバックス)は直近7戦7発。異次元のペースで打ちまくっている。ド軍の球団記録は5試合連続。試合終了から14時間半後に始まるデーゲーム。大谷が神経を研ぎ澄まし、新たな記録に挑む。

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