大谷翔平、今季初2番で2戦連発34号2ラン 1番ベッツを一塁に置いて逆方向へ低空弾丸アーチ 打順変更奏功 リーグトップに並ぶ
「ドジャース-ブルワーズ」(20日、ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手が今季初めて「2番・指名打者」で出場し、1点リードの三回の打席で2試合連発となる34号2ランを放った。中前打で出場した1番ベッツを一塁に置いた場面で逆方向の左翼席へ角度22度の低空弾丸アーチ。今季8度目の2試合連続本塁打でスアレス(ダイヤモンドバックス)と並んでナ・リーグトップに立った。
ロバーツ監督は打率・241のベッツのスランプ脱出を期待して今季初めて1番で起用。昨年6月16日のロイヤルズ戦以来となる2番で打席に立った大谷は、9日の対戦で2打席無安打1四球に封じられた左腕キンタナに対し、初回の打席で3球三振に倒れた。しかし、三回の打席でしっかりリベンジ。後半戦2連敗中のチームを勢いづけた。
大谷は前日の同カードで4点ビハインドの三回に後半戦初安打となる33号2ラン。打線に火をつけ、一挙4点を奪い、同点にする猛攻をお膳立て。2点を追う六回の打席では技ありの左前適時打で点差を縮めた。5打数2安打3打点で存在感を示したが、投手陣が踏ん張り切れず、チームは後半戦連敗。今季の対ブルワーズ戦は5戦5敗となった。





