エンゼルス 菊池雄星にアクシデント 痛烈なピッチャーライナーが左肩直撃 続投も適時打浴びて降板 本拠地が大きな拍手 4勝目をゲット

 先発し、5回2/3を3失点で4勝目を挙げた菊池(AP=共同)
 ダイヤモンドバックス戦に先発した菊池(AP=共同)
 ダイヤモンドバックス戦に先発し、5回2/3を3失点で4勝目を挙げた菊池(イマジンイメージズ・ロイター=共同)
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 「エンゼルス10-5ダイヤモンドバックス」(12日、アナハイム)

 エンゼルスの菊池雄星投手が六回に左肩に打球を受けた。本拠地が騒然となる中、続投するも次打者・グリチャクに適時打を浴びて降板。それでも六回途中3失点で4勝目を手にした。

 2死一塁からネイラーの痛烈なピッチャー返しが菊池を襲った。身をよじってよけようとしたが、左肩を直撃。本拠地に戦慄が走ったが、菊池は三塁ベンチに向かって大丈夫のジェスチャー。その後、投球練習を開始するとスタンドからは大きな拍手がわき起こった。

 問題がないことを確認して続投した菊池。この日は2被弾を浴びるも打線が奮起して逆転し、4点のリードを持って六回のマウンドに上がっていた。次打者にタイムリーを浴びたところで降板となった。

 通常ならすぐベンチ裏でアイシングなどの治療が施される状況だったが、マウンドを降りた後もベンチの最前列で戦況を見守った菊池。リリーフがピンチを断ち切り、六回途中3失点で4勝目の権利を手にした。

 以降も打線が活発に得点を積み重ね、最終的に2桁得点でダイヤモンドバックスを押し切った。エンゼルスは連勝で再び借金1に戻した。

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