菊池雄星、大谷翔平2安打に心境複雑「さすがだな」「本塁打防げて良かった」 大谷とジャッジは“別格”「シングルヒットOK」
「ドジャース4-6エンゼルス」(18日、ロサンゼルス)
エンゼルスの菊池雄星投手は六回途中1失点、与四球4、奪三振7と好投したが、今季初勝利はならなかった。六回の守備で一塁ベースカバーに入った際に右足首を負傷して転倒する不運なアクシデント。勝利投手の権利を持って降板したが、救援陣が同点に追いつかれた。
母校・花巻東の後輩でもあるドジャースの大谷とは昨年4月28日以来の対決。過去の対戦打率・304のスラッガーに対し、左打者に今季初めてチェンジアップを投じるなど、配球に工夫を凝らし、初回の打席で中飛に仕留めた。
しかし、三回はカウント2-2からこの日最速156キロ直球を左前に落とされると、4-0の五回2死二塁の場面ではフルカウントから内角チェンジアップを右前へ運ばれ、この日唯一の失点を記録した。
試合後の菊池は大谷について「彼に関しては、(チーム内の)ミーティングではシングルヒットだったらOKという、そういう感じの話になります。彼とジャッジ(ヤンキース)だけは」と、昨季各リーグのMVPの二人は別格であることを説明。3打数2安打の結果には「シングルヒット2本打たれましたし、タイムリーも打たれましたけど、『さすがだな』という気持ちと、『ホームランを防げてよかったな』と。そういう感じです」と、複雑な気持ちを言葉にした。





