今永昇太 復帰後最長の6回2失点も3連勝ならず 初回2失点から立ち直るも打線の援護なく3敗目
「ツインズ8-1カブス」(8日、ミネソタ)
カブスの今永昇太投手が先発マウンドに上がり、左太もも裏痛から復帰後3試合目で最長となる6回を投げた。2失点に抑えるも打線の援護なく、自身3連勝は消滅。八回にホッジが大乱調で6失点を喫し、3敗目となった。
初回、バクストンに二塁打を浴び、続くジェファーズに三塁線を破られる適時二塁打を許し、わずか8球で先制を許した。さらに1死後、コレアに安打でつながられると犠飛で2点目を失った。
ともに追い込んでから浴びた連続二塁打。勝負球が甘くなっての結果にマウンドの今永は思わず首をひねるシーンもあった。それでも二回を三者凡退に抑えて立ち直ると、三回にはタイムリーを浴びたジェファーズのバットを粉砕して遊ゴロに仕留めた。緩急を使いながらツインズ打線をじっくりと攻めた左腕。2イニング連続の三者凡退に抑えた。
四回は2死からベイダーに安打を許したが、次打者を中飛に抑え、マウンドでグラブを3度たたいた今永。徐々にテンポを上げてきた中、しっかりとゼロをスコアボードに刻んだ。五回は左翼のハップが好プレーを連発。マウンドで思わず人さし指を突き上げ、三者凡退で我慢強く打線の援護を待った。
しかし2死二、三塁の好機をいかせず、無援後のまま試合は後半へ。マウンドで珍体操を行い、現地実況も思わず笑ってしまった中、先頭に安打を浴びた。それでも後続をしっかりと打ち取って無失点に抑えた。
6回2失点でマウンドを降りた左腕。だが打線は奮起することができず、八回から登板したホッジが炎上。最後は野手が登板した中、ターナーのソロで完封負けを回避するのがやっとだった。
今永は今永は左もも裏の負傷から復帰登板となった6月27日のカージナルス戦で、5回無失点の好投を見せて4勝目。3日のガーディアンズ戦では六回途中3失点で自身2連勝をマークしていた。





