ドジャース 投手陣崩壊で悪夢の今季ワースト2桁18失点 ロバーツ監督ゲキも響かず26年ぶり屈辱 アストロズを揶揄していた客席も静まりかえる
「ドジャース1-18アストロズ」(4日、ロサンゼルス)
ドジャースが6月10日のパドレス戦以来となる2桁失点を喫した。投手陣崩壊で六回までに今季ワーストとなる17失点だ。
先発のカスパリウスが初回に初球先頭打者アーチを被弾するなど、3被弾6失点で3回KO。2番手で登板したドレイヤーは、テオスカーのまずい守備もあり1回2/3を1失点。そして3番手のデービスが六回につかまった。
2四球と安打で無死満塁のピンチを招くと、スミスにタイムリーを浴び、ウォーカーには押し出し死球。ここで珍しくロバーツ監督がマウンドへ出向きゲキを飛ばすシーンもあった。しかしカラティニにグランドスラムを被弾。一気に突き放された。さらにアルテューベにも右中間へ3ランを許した。
デービスは1人で10失点。ドジャースの1イニング10失点は1999年4月23日・カージナルス戦以来、26年ぶりの屈辱となった。
チームとしても今季ワーストとなる悪夢の17失点に本拠地はシーンと静まりかえった。試合途中ではサイン盗みの過去があるアストロズの各打者にブーイングを浴びせ、アルトゥーベを「いかさま」と揶揄していたドジャースファンも沈黙してしまう事態となった。
最終的に18失点で大敗したドジャース。連勝は4で止まり、大谷翔平投手も登板したロハスがDH解除となり、途中交代となった。





