大谷を2度生還させたフリーマンは復調手ごたえ「正しい方向に向かっている」 6月は月間打率・200の不振 ロバーツ監督「いい兆候見えた」

 「ドジャース6-2ホワイトソックス」(3日、ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手が「1番・指名打者」で出場。2打数無安打2四球で3試合ぶりのノーヒットに終わったが、初回と三回の打席でいずれも四球で出塁し、3番フリーマンの2本の適時二塁打で2得点。前夜のサヨナラホームインに続いて足でチームの4連勝に貢献した。

 大谷をホームに迎え入れたのはフリーマンだ。初回、一塁に大谷を置いた打席で右翼線へ鮮やかな二塁打を放つと、三回無死一、二塁の打席では敵軍内野陣右へ寄るシフトを敷いてがら空きになった三塁側をゴロ打球で抜く二塁打で2打点をたたき出した。

 一時は3割7分を超える高打率で首位打者に立っていたが、6月月間成績は25試合で打率・200、1本塁打、5打点と苦しんだ。

 試合後のフリーマンは前カード、ロイヤルズとの2試合に言及し、「1試合目はヒットは出なかった(4打数無安打)けど、感触が少し良くなっていると感じて、次の試合(5打数3安打)でヒットが出た。スイングは確実に正しい方向に向かっている」と確かな手ごたえを口にした。

 サヨナラ打を放った前日にも2安打を放っており、直近4戦で3度のマルチ安打。ロバーツ監督は「一つ目は内角の球を引っ張って、2つ目は変化球に崩されずに流し打った。きょうのフレディは左右に打ち分けて、本当にいい兆しが見えた」と称賛した後、6月8日のカージナルス戦以来、21試合ぶりの10号を放ったベッツの打撃を振り返り、「スプリットをうまく打ったね。きょうは気持ちよく眠れるだろう」と笑顔。「アストロズとの大事なシリーズが楽しみだ。チームとしていい流れに乗れている」と話した。

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