ドジャース・山本由伸は自己最長タイ&今季3度目の7回を3安打1失点、8奪三振 8勝目の権利を持って降板 大谷の30号ソロなど打線が援護
「ドジャース-ホワイトソックス」(1日、ロサンゼルス)
ドジャース・山本由伸投手が中5日で自己最多8勝目を懸けて先発。7回3安打1失点で降板した。98球を投げ、8三振を奪った。七回のマウンドを降りると、ベンチのロバーツ監督らとハイタッチした。
山本が自己最長に並ぶ7回を投げるのは5月20日・ダイヤモントバックス戦以来で、今季3度目。
チームは大谷が30号ソロを放つなど、七回を終えて6-1とリードした。
山本は5-0の四回、先頭のベニンテンディに中前打。その後は中飛、二ゴロで2死二塁としたが、ティールに左翼線適時二塁打を浴びた。
山本は初回は三者凡退発進。先頭のトークマンに対してボールが先行したが、最後はフルカウントからの低めスプリットで空振り三振。続くマイドロスは二直、ベニンデンディは三飛に打ち取った。初回は12球。
味方打線が4点を先取した直後の二回は1死後にティールに対して四球。フルカウントからスプリットが低めに外れ、。投げた瞬間に「アーッ」と声を上げた。初めての走者を出すと、続くソーサには左前打を浴び一、二塁のピンチを背負ったが、次打者は左邪飛。最後は高めの速球で空振り三振に仕留めた。
山本はここまで14試合に先発し7勝6敗、防御率2・61。チームで開幕からただ一人、ローテーションを守り、5月8日以降は10登板連続で中5日の調整でマウンドに立っている。
前回6月25日のロッキーズ戦は5回1安打無失点。雨天中断により、56球で降板を強いられた。それでも打者天国の敵地でスプリットを多めに使う投球で相手打線に二塁を踏ませなかった。5月26日のガーディアンズ戦以来、約1カ月ぶりの勝利を手にして、メジャー1年目の勝ち星に並んでいた。





